今日はスゴ録生活です。1週間録りためたTVをパパパと見てます。
一度買ってしまうともうこれがない生活は考えられない、HDDレコーダーもそんなアイテムの一つです。
そんな中で一番おもしろかったのが、「ガイアの夜明けスペシャル」。
海外に進出する日本企業がテーマで、セブンイレブンジャパンの中国進出、良品計画の欧州進出、コロッケ屋のアフリカ進出といった三本立てでした。
その中でも一番おもしろかったのが無印良品の欧州進出。
向こうでは無印はMUJIと言われて人気があるのは衆知の通りですが、予想外の大人気でした。
ロンドンでは大行列ができるほどの人気ぶりだそうです。驚くのは日本とほぼ同じ商品のラインナップだということであり、逆に日本で販売しているラインナップの45%がすでにMUJIのものだそうです。
無印良品はもともと西友のプライベートブランドで25年前、わずか40品目からスタートしていたという事実には少し驚きでした。
西友の中によく入っていたので同じ親会社なのかなぁくらいにしか考えていなかったわけですが、プライベートブランドだったとは。
ジャスコで言えば、トップバリュみたいなもんです。それがいまや年商1300億円。
商品点数は7000点にものぼり、東京有楽町の無印で「無印の家」が店内にガツンと置かれていたのには少しビビった記憶があります。
番組の中で一番興味深かったのが、その商品開発力。
MUJIの商品開発は「お客様の声」が基本になっており、大人気の持ち運べるあかりも、10億円の売り上げを記録した体にフィットするソファーもそのすべてが消費者の声をそのまま形にした商品だそうです。
高いデザインセンスがMUJIの売りですが、驚きというか当然と言うべきかデザイン業界で知らない人はいないというような高名なトップデザイナーがデザインしているそうです。
よく行かれる方はご存じだと思いますが、「受話器だけの電話」があります。それもトップデザイナーがデザインして、世界のデザイン賞を受賞したんだとか。
しかし、MUJIはデザイナーの名前を絶対に公表しません。デザイナーの名前を押し出した方が宣伝になりそうなものですが、どんなに高名な人でも絶対に公表しないというのが方針だそうです。
それはなぜか?
以下は良品計画の幹部の方の言葉です。
「無印良品は商品(モノ)を通じてお客さまとコミュニケーションをしています。しかし、デザイナーの名前を出すと、お客様がデザイナーとコミュニケーションしてしまいます。MUJIブランドを守る意味と作る意味、その両方のために私たちはデザイナーの名前を伏せています。」
いやぁ惚れました。
そして早速、午前中にMUJIに行っていろんなもん買いあさってきました・・
そんな日曜日でした。