昨日は大学の卒業式。
大学というひとつのステージが終わることにとても寂しさを覚えた。大学4年間、後悔がないと言えば嘘になるが、振り返ってみて満足している。
「大学でやりたいことを見つけてそれを一生の仕事につなげる」という一番の目的を達成出来たから、そう言える。
もっと遊びたかったとか、もっといろんなことしたかったとか、そんなことは山ほどある。
でもそれらは別にこれからでもできる。確かに遊ぶ時間は少なくなるが、経済的にもいろんなことはしていける。
でも「大学でやりたいことを見つけて~」というのは今しかできない。
それを見つけられて、しかもそれができる(可能性のある)企業に就職できたのだから、ぼくにとっての大学生活は満足できるモノだったと言い切る。
大学の人間関係というものは、高校のそれとは異なり、「個々人の上に成り立つ人間関係」という向きが強い。
一人一人がいろんなことをやっていて、それぞれの夢なり想いなり、生き方というモノを持っている。
そうしたメンバーが集まってひとつの友人グループやクラスを形成している。
昨日は昼間から1回生の時のクラスのメンバーで飲み会をしたのだが、まさにあのクラスはそうした人間関係だった。
懐かしくて、笑えるようなエピソードで盛り上がりつつ、個性あふれるメンバーがほんとうに様々な進路に進んでいく話を飽きることなく聞いていた。
「また絶対に会うはず」
なぜか、そういった自信がこみあげてきて、最後はあっさりと別れることにした。あのメンバーならいつかまた、絶対に招集命令が来るに違いない。