2019GW 鹿児島旅行 4日目 「知覧 〜歴史を知る1日〜」

鹿児島最終日となる今日は、ホントなら初日午後に計画していた知覧へ行くことに。

まず朝一番で向かったのは知覧特攻平和会館

こちら、特攻隊の基地となっていた場所で10代の方を多く含む439名もの方が「お国のために」命を落とした出撃地となります。

当日は慰霊祭も行われており、場全体が神妙な独特の雰囲気となっておりました。鐘を突いて平和を願いつつ、平和会館へ入場。

零戦や、遺品や遺書がたくさん展示されており、一つ一つ見ていくと、単純に悲しいという気持ちや「何がそうさせたのか?」という疑問や、10代でこの想いを持ち、文章にできることへの尊敬や「本当に心からそう思えていたのだろうか?」という疑問等々が入り混じった何とも言えない気持ちが胸の中を渦巻きました。

当時の映像を見ると、つい最近までこのようなことが現実のこととして起こっていたことをあらためて気づかされ、今の時代に生きていることの有り難みや、この事実を後世に伝えていくことの必要性を実感せずにはいられませんでした。

子ども達は当然のごとく、何となく悲しく、そして怖いことと気付いているようで、早々に帰りたい様子でしたが、映像や展示から何かは気づきを得ているようでした。(弟は除く)

こういう映画を観て、あらためて、しっかりと学習しておきたいと思います。

 次に向かうは武家屋敷。

歴史は打って変わって江戸時代。ほんとにタイムスリップしたようです。いくつかの屋敷に入り、お庭を見ることができます。鹿児島の山々を借景としたダイナミックな庭を鑑賞します。

この日はイベントもやっていて、無料で焼き芋や新茶、子どもにはトルネードポテトのふるまいがあり、ご満悦の様子。子ども達にとっても意外に楽しめた場所でした。

16時すぎの新幹線に合わせて、この日は早くに市内に戻り、豚カツを堪能する予定でしたが、急遽、焼き芋が包まれていた新聞に載っていた吹上浜の砂の祭典に行ってみることに。

吹上浜は日本三大砂丘の一つとのことで、砂をテーマにしたお祭りがちょうどやっており、以前、鳥取砂丘で見た砂像がなかなか面白かったこともあり、行ってみることに。

地元の小学生や中学生が作った砂像をはじめ、世界のアーティストが作ったものまであり、なかなかのクォリティ。砂の滑り台やおもしろ自転車、スタンプラリーなどなど子ども達が楽しめる企画もたくさんあり、2時間以上たっぷりと楽しむことができました。

楽しかった鹿児島旅行もいよいよ終盤戦。

大人的にはどうしてもトンカツを食べたい気持ちになっていたので、持ち帰り弁当が買えるこのお店に突撃!・・するも、17時まで準備中とのことで無念。。

仕方なしに駅弁と、お土産に大量のかすたどんを購入し、九州新幹線に乗り込んでいざ小倉に向かいます。

子ども達は久々のパパの家にハイテンション。数日間は下の住民の方に申し訳ない気持ちで一杯ですが、旅の疲れを癒しつつ、小倉で家族でノンビリと過ごすことにします。

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」