七五三(姉7歳・弟もうすぐ5歳)

4年前と去年、それぞれ娘と息子の七五三をしました。 息子は3歳になったばかりの去年のタイミングでしましたが、今回はちょうど一緒にできるので間隔は短いですが、二人とも今年で行うことに。

以前の記事でも書きましたが、 数え年5歳(満年齢4歳)は「袴儀」で、男の子だけが行うものです。男子が袴を着用し始めるための儀式です。 そして、数え年7歳(満年齢6歳)は「帯解きの儀」で、女の子だけが行うものです。女子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀式となります。 七五三が始まった江戸時代、7歳まではまだ人としての生命が定まらない「あの世とこの世の境いに位置する存在」とされており、乳幼児の生存を祝う節目として定着したそうです。

今回は、震災のダメージが大きくまだ修復中ではありますが、茨木神社に行くことにしました。10月に早々に写真撮影は済ませました。 祈祷自体はすぐに終わり、その後に頂いたバッグを近くの広場で早速楽しそうに見る二人。子どもたちが喜びそうなメモ帳やらがたくさん入っていました。

二人にとっては最後の七五三。 娘がようやく「この世」の存在となり、「大人と同じ帯」を身につけるタイミングということで、なんだか感慨深いものがあります。 金沢で過ごした赤ちゃんの頃を思い返すと、立派に元気に成長してくれました。怪我は何度もしてますが大きな病気は一度もせずに、元気にプクプクと育ってくれています。

ソロバンにスイミングに公文に、そしてピアノに日々忙しくしているようですが、本人としては特に公文やソロバンといったコツコツと積み上げていく勉強は得意で、順調に級が上がっていくのが楽しみなようで前向きに取り組んでいます。ソロバンは今は3桁の暗算にかなり苦戦をしています。公文は始めたばかりでどんどん進むことができるのでハマっている様子。公文に行って、それからそのままソロバンを2時間やるという集中力に親ながら脱帽します。(終盤はかなり集中は切れかかっているようですが、、)

一方、ピアノは苦手なものの、自分からやりたいといった手前、嫌ながらもしがみついて頑張っているようです。教える方も大変そうですが、せっかくなら3年生くらいまでは続けさせたいという思いもあって、母子2人3脚で毎朝頑張っています。 発達については、以前に見られたような「癇癪」は成長とともにだいぶ収まったような気がします。言葉の発達の部分で不安な部分が少し残っていますが、こればっかりは現段階では成長に身を任せるしかないようです。身体的な発達というところでは、身長がやや低いこととその割に食べるのが大好きで給食を毎日おかわりするので体重が一向に減らないことくらいでしょうか(笑)歯の抜け替わる時期でもあるので歯並びも気になったりとキリがない感じではあります。

息子も「袴を着用するタイミング」ということで、ずいぶん立派になりました。 今年は水泳にサッカーに体操にと、身体を動かす習い事をたくさんして、たくましくなりました。 不安があった発達にも大きな成長が見られて、親ながらに感動でした。姉に影響を受けて、毎朝ドリルを一生懸命がんばり、苦手だった集中力もだいぶ身についてきました。成長の様子を見て、そろばんをいよいよ始めることになり、毎朝一生懸命、そろばんを弾いている姿を見ると成長した実感をしみじみと感じます。

姉とは種類が違いますが、言葉の発達については弟の方もやや不安があるので、そこは検査なんかもしつつも、同じく成長に身を任せる部分も多いんだろうと思ってます。身体的にはこちらも同様、背が低く、背の順もダントツで1位なのでやや気になりはじめるこの頃。もう少し様子を見つつ、何らかの対処が必要かもしれません。

1日いたら数えきれないほど喧嘩をする姉弟ではありますが、基本的には仲睦まじく、二人で遊ぶことも大好きな様子。自由奔放に遊んでは家の中をグチャグチャにしては怒られての繰り返し。マンションの中にも相手にしてくれるお姉ちゃんお兄ちゃんがたくさんいてくれるので、良い刺激にもなっています。

次の神事は十三詣でしょうか。その頃には二人はどんな成長を見せてくれることやら。